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今朝の障碍者施設を狙った犯罪と「障害者差別解消法」
- 行政書士 森 政敏
- 2016年7月26日
- 読了時間: 1分
今朝方大変ショッキングなニュースが飛び込んできました。それは、障碍者福祉施設を狙った、大量殺人事件です。
まだまだ分からないことだらけですが、この犯人の考え方は明確に世界の流れに反しており、また、日本の方針にも反します。
日本は、近年締結した、国連の「障害者の権利に関する条約 」の推進に向けた改革を行っており、事実、平成25年6月、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」)が制定され、平成28年4月1日から施行されました。
以上のことからも明らかなように世界の流れも、また、日本の流れも、「障害者の権利を擁護する」方向に進んでいます。
そんな中の、今朝報道された事件の犯人は、全く世界及び日本の進もうとしている世界に反しています。
報道では今だ完全には事件の概要ははっきりとせず、今後明らかになることを願います。また、このような事件が二度と起こらないことも心からお祈り申し上げます。