相続が発生したらどうすればいいのか
- 行政書士 森 政敏
- 2016年2月10日
- 読了時間: 2分
みなさんは、日々日常の生活を送っていて、あまり「相続」というものを意識することはないかと思いますが、私たちは「相続」に備えておかなくてはなりません。
「相続」に備えておいた方が良い理由は、相続が何なのかを考えれば導き出すことができます。
「相続」が発生するための要件(条件)とは何でしょうか。
民法では、相続について、「相続は人の死亡によって生じる」と定めており、人が死亡した「時」に相続が発生するのです。
それでは、人が死亡するというのはどういうことでしょうか。法律では、人の死亡について、三徴候説を取っています。
三徴候説では、三つの要素を検討して人の死亡を判断します。
その三つは、心拍・呼吸・瞳孔を観察することで判断されます。心拍がない、呼吸をしていない、瞳孔に対して光を当てたときに瞳孔が収縮しないといった要素が揃えば死亡したと判断されます。ただ、脳死の問題もありますので、原則であると考えた方が良いでしょう。
さて、相続に備えておいた方が良い理由についてですが、それは、上記のように、人の死亡によって相続が発生するのであり、人は生きている限りは、いつかは必ず死亡するからです。
また、相続は、その亡くなった人の人生で築いてきた全てを清算する手続きなので、大変複雑な手続きなのです。
よって、予め備えておくことで、遺された親族は戸惑うことなく手続きを行うことができ、その心労を少しでも軽くすることができます。
ちなみに、相続に備える方法の一つとして、遺言書を作成しておく方法があります。森法務行政書士事務所では、この遺言の作成を微力ながらサポートさせて頂いておりますので、お問い合わせ下されば幸いです。
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